ジャッキー・チェン出演映画2000年代

ワイヤーや安全措置ありのハリウッド進出後も香港を忘れていない!

シャンハイ・ヌーン

ラッシュアワーのクリス・タッカーより、このシリーズのオーウェン・ウィルソンとのコンビのほうが、私は好きです。オーウェンは、こういう役が凄くあってると思います。
ストーリーもとても良いと思いますし、西部劇の中のカンフーって、なぜか好きだなぁ~。西部劇っていうのが、やっぱりかっこいいんだと思います。
コメディありアクションありの中に、ちゃんとストーリーが生きていて、友情や愛国心などの気持ちの部分も、ちゃんと伝わってきます。良い映画だと思います。
ルーシー・リューのお姫様は、ちょっと似合わない感じがしました。ルーシーは、チャーリーズ・エンジェルがあってます。

贖金之王/Shanghai Noon/2000年/米国/タッチストーン・ピクチャーズ/2000年8月5日東宝東和配給

製作総指揮:ジャッキー・チェン/ウィリー・チャン/ソロン・ソー 製作:ロジャー・バーンボーム/ゲーリー・バーバー/ジョナサン・グリックマン 監督:トム・ダイ 脚本:アルフレッド・ガフ/マイルズ・ミラー 撮影:ダニエル・ミンデル 美術:ピーター・J・ハンプトン 音楽:ランディ・エデルマン 衣装:ジョセフ・A・ポロ 特撮:ティム・ランドリー/ニール・トライフノヴィック

キャスト:ジャッキー・チェン/オーウェン・ウィルソン/ルーシー・リュー/ブランドン・メリル/ロジャー・ユーアン/ザンダー・バークレイ/ジェイソン・コネリー/ウォルトン・ゴギンズ

アクシデンタル・スパイ

ラッシュアワーシリーズで不発のジャッキーアクションが、ここで爆発した感じ。良し悪しは別として、ミステリアスな展開も新鮮で、ジャッキー映画特有の爽快感はあまりないものの、見ごたえのある作品です。
ビビアン・スーとの共演が話題でしたが、私的には、もうちょっとハッピーな展開が良かったです。
しかし、内容の薄いハリウッド作品と比べれば、全裸アクションから決死のダイブまで見せるこの作品は、ジャッキーの香港アクション魂を注ぎ込んだ作品と言えるのではないでしょうか。

特務迷城/The Accidental Spy/2001年/香港/ゴールデン・ハーベスト/2001年12月1日日本ヘラルド配給

製作総指揮:ジャッキー・チェン 製作:レイモンド・チョウ 監督:テディ・チャン 脚本:アイヴィ・ホー

キャスト:ジャッキー・チェン/ビビアン・スー/キム・ミンジョン/エリック・ツァン/アルフレッド・チョン/ウー・シングォ

ラッシュアワー2

前作では、ハリウッドでのジャッキーのアクションが緩かった感じがしましたが、今作はアクションがパワーアップした感じ。舞台が香港であることもあり、また、チャン・ツィイーの競演もありで、香港映画ファンの私はちょっと安心しました。久々のジョン・ローンも嬉しい。
ただ、今作では、クリス・タッカーまでもがアクションをこなしているので、コンビの凸凹感が薄くなったような・・・。前作のように、アクションのジャッキー、しゃべりのクリスという、明確なキャラ分けをしたほうが、各キャラが活きて良いと思いました。

火〈才并〉時速2/Rush Hour 2/2001年/米国/ニュー・ライン・シネマ/2001年9月22日ギャガ・ヒューマックス配給

製作総指揮:アンドリュー・Z・デイヴィス/マイケル・デ・ルーカ/トビー・エメリッヒ 製作:ロジャー・バーンボーム/ジョナサン・グリックマン/アーサー・M・サルキシアン/ジェイ・スターン 監督:ブレット・ラトナー 脚本:ジェフ・ネイサンソン 音楽:ラロ・シフリン 衣装:リタ・ライアック 撮影:マシュー・F・レオネッティ

キャスト:ジャッキー・チェン/クリス・タッカー/ジョン・ローン/チャン・ツィイー/アラン・キング/ロザリン・サンチェス/ハリス・ユーリン/ドン・チードル

タキシード

どんな役をしても、ジャッキーはジャッキーなのです。ジャッキーが強いのは誰もが知っているのです。そんなジャッキーが、そんなスーパーアイテムを身につけたら、強いに決まっているのです。なのに、カンフーを感じさせないアクションにはやや不満が・・・。どうせだったら、着ればカンフーマスターになるタキシードにすれば違和感無かったかも・・・。
とはいえ、自分の意思とは関係なく体が動いているように見せるアクションは、ジャッキーの演技力を感じますし、ストーリーはなかなかの娯楽映画。しかし、そうせざるを得ないストーリーですが、ワイヤーアクションと特撮ばかりでは、ジャッキーの魅力は半減・・・。この映画の売りは、ジャッキー+VFXということなのですが、ジャッキーじゃなくても良い映画になってしまった感が少しあります。
共演のジェニファー・ラヴ・ヒューイットはとても可愛らしく魅力的で、コメディもこなして、なかなか笑わせてくれます。JBの共演も面白い。

特務〈足易〉死兔/The Tuxedo/2002年/米国/ドリームワークス/2003年3月15日UIP配給

製作総指揮:ウォルター・F・パークス/ローリー・マクドナルド/ウィリアム・S・ビーズリー 製作:アダム・シュローダー/ジョン・H・ウィリアムズ 監督:ケビン・ドノバン 脚本:マイケル・J・ウィルソン/マイケル・リーソン 原案:フィル・ヘイ/マット・マンフレディ/マイケル・J・ウィルソン 美術:ポール・D・オースターベリー/モンテ・フェイ・ハリス 音楽:ジョン・デブニー/クリストフ・ベック 衣装:エリカ・エデル・フィリップス/ジェイ・デュ・ボイソン 特撮:パット・マッカラング 撮影:グレン・キーナン/アンソニー・ノセラ/スティーブン・F・ウィンドン

キャスト:ジャッキー・チェン/ジェニファー・ラヴ・ヒューイット/ジェイソン・アイザックス/デビ・メイザー/リッチー・コスター/ピーター・ストーメア/ジェームズ・ブラウン/ミア・コテット/ロマニー・マルコ/ダニエル・カッシュ/ジョディ・ラシコット/ボイド・バンクス/スコット・ウィックウェア/クリスチャン・ポテンザ/カレン・グレイブ/スコット・ヤフェ/ポール・ベイツ/ボブ・バラバン

シャンハイ・ナイト

このコンビ、このシリーズは好きなのですが、ちょっとテンポが速すぎるというか、パロディとコメディと音楽を詰め込みすぎた感じがして、うるさく感じました。全体の尺をもうちょっと長くしても良かったのでは・・・と感じます。
ストーリーは単純明快で、アクション・パロディ・コメディを中心としているようです。
せっかくのドニー・イェンとの競演が、不発気味なのは残念(花火は爆発しましたが・・・)。他のアクションも、ジャッキー映画を観続けている私は、オマージュとパロディの集まりで、目新しいものがほとんど無くて、ちょっと残念でした。ファンなら過去の作品も何度も観ているので、最後のビッグベンからの落下のくだりでは、どうしても本家「プロジェクトA」と比べてしまって、物足りなく感じるのです。逆に、あまり過去の作品を知らない人は既成概念無く楽しめるのかもしれません。

贖金之王2 皇廷激戰/Shanghai Knights/2003年/米国/タッチストーン・ピクチャーズ/2003年11月15日ブエナ・ビスタ配給

製作総指揮:ステファニー・オースティン/ジャッキー・チェン/ウィリー・チャン/エドワード・マクドネル/ソロン・ソー 製作:ゲーリー・バーバー/ロジャー・バーンボーム/ジョナサン・グリックマン 監督:デヴィッド・ドブキン 脚本:アルフレッド・ガフ/マイルズ・ミラー 美術:アラン・キャメロン 音楽:ランディ・エデルマン 衣装:アンナ・B・シェパード/ビエラ・ズボナロバ 特撮:レオ・ウィーザー/マット・ジョンソン 撮影:エイドリアン・ビドル/ハーヴェイ・ハリソン

キャスト:ジャッキー・チェン/オーウェン・ウィルソン/ドニー・イェン/アイダン・ギレン/ファン・ウォン/トム・フィッシャー/ジェマ・ジョーンズ/アーロン・ジョンソン/キム・チャン/コンスタンチン・グレゴリー/オリヴァー・コットン

ツインズ・エフェクト

香港のアイドルは凄い。きちんとアクションをこなすから凄い。アイドル映画にとどまらないアクション秀作。ジャッキーはやっぱり存在感あり。
流出問題で話題になった女優・俳優が競演しているのも見所?

千機變/The Twins Effect/2003年/香港/ゴールデン・ハーベスト/2004年2月28日コムストック配給

製作総指揮:アルバート・ユン 製作:カール・チャン/ベイ・ローガン 監督:ダンテ・ラム 脚本:チャン・ヒンカ/ジャック・ン 美術:ハイ・チョンマン 音楽:チャン・クォンウィン 衣装:ジェシー・ダイ/コニー・オーユン 特撮:エディ・ウォン 撮影:チョン・マンポー

キャスト:ジリアン・チョン/シャーリーン・チョイ/イーキン・チェン/エディソン・チャン/ミッキー・ハート/アンソニー・ウォン/ジャッキー・チェン/ジョシー・ホー/カレン・モク

メダリオン

きっとストーリー的には面白いのだと思いますが、ジャッキーがこういう役をやると違和感が・・・。
ジャッキーはやっぱり、生身の人間の痛さや辛さの分かるヒーローであって欲しい。不死身になると、少し興ざめしてしまう。それに、ワイヤー使ってます!的なアクションは、ジャッキーにはやっぱり似合わないように思います。
ストーリーは完全なファンタジーなので、現代劇じゃなく時代劇のほうが良かったような気もします。
私は香港映画らしいアクションを期待して、はずされた感がありました。

飛龍再生/The Medallion/2003年/香港・米国/エンペラー・マルチメディア・グループ/2004年6月19日日本ヘラルド配給

製作総指揮:ジャッキー・チェン/ウィリー・チャン/アルバート・ユン 製作:アルフレッド・チョン/ジェイムズ・フレイン 監督:ゴードン・チャン 脚本:アルフレッド・チョン/ゴードン・チャン / ポール・ウィーラー/ベネット・ジョシュア・ダブリン/ベイ・ローガン 原案:アルフレッド・チョン 美術:ジョセフ・Cネメック3世 音楽:エイドリアン・リー 衣装:グラニア・プレストン 特撮:パディ・イーソン 撮影:アーサー・ウォン

キャスト:ジャッキー・チェン/リー・エヴァンス/クレア・フォラーニ/ジュリアン・サンズ/アンソニー・ウォン/ジョン・リス・デイヴィス/クリスティ・チョン

花都大戦(はなのみやこたいせん)ツインズ・エフェクトII

ジャッキーの息子ジェイシー・チャン(房租名)を主役とした親子初共演作品。ジャッキーは終盤に少し出演するだけでジェイシーとの絡みも無いですが、ジャッキーVSドニー・イエンはさすがのおいしいとこどりで見ごたえ充分!

千機變II 花都大戦/The Huadu Chronicles: Blade of the Rose/The Twins Effect2/2004年/香港/2005年8月27日AMGエンタテインメント配給

製作総指揮:アルバート・ヤン/ソン・ルクン 製作:アルバート・リー/ツァオ・ジェングゥオ 監督:パトリック・レオン/コーリー・ユエン 脚本:チャン・キンチョン/ロイ・ツェト/ラム・シュー/ピーター・チー/ミツェル・ツィ 音楽:トミー・ワイ 衣装:リー・ピックワン 撮影:チャン・チーイン

キャスト:ジェイシー・チェン/シャーリーン・チョイ/ジリアン・チョン/ドニー・イェン/レオン・カーフェイ/チェン・ボーリン/ファン・ビンビン/チュイ・イン/ジャッキー・チェン/ダニエル・ウー/エディソン・チャン

80デイズ

何でもアリの世界一周アドベンチャーが始まる!

子供が見ても安心できる、どちらかといえば子供向けアニメーション的な映画でした。良くも悪くも、害の無い映画です。私は嫌いじゃないです。
リメイクというよりも、ジャッキー流の新解釈だと思います。また、血なまぐさいシーンなどは一切無く、そういう意味でも、ジャッキーらしい作品だと思いました。
多数のゲスト的な出演者を見る(探す)のも楽しいです。
アクションシーンは、目の肥えたジャッキーファンには満足できるものではないですが、なぜか、何度も観ているうちに、だんだんと良い作品に思えてくる映画です。

80日環遊世界/Around the World in 80 Days/2004年/米国/ウォルデン・メディア/2004年11月6日日本ヘラルド配給

主演/製作総指揮/スタント演出:ジャッキー・チェン 監督:フランク・コラチ 脚本:デヴィッド・ティッチャー/デヴィッド・ヘヌロ/デヴィッド・ゴールドスティン 原作:ジュール・ヴェルヌ 製作:ハル・リーバーマン/ビル・バダラート 製作総指揮:ウィリー・チャン/ソロン・ソー/アレックス・シュワーツ/フィリス・アリア 製作補:へニング・モルフェンター/ティエリー・ポトク 撮影監督:フィル・メヒュー,BSC プロダクション・デザイナー:ペリー・アンドリン・ブレイク 編集:トム・ルイス 衣装:アンナ・シェパード 音楽:トレヴァー・ジョーンズ キャスティング:アヴィ・カウフマン,CSA

キャスト:スティーヴ・クーガン/ジム・ブロードベント/イアン・マクニース/カレン・モク/ユエン・ブレムナー/セシル・ド・フランス/メイシー・グレイ/アーノルド・シュワルツェネッガー/サモ・ハン/ダニエル・ウー/ロブ・シュナイダー/ルーク・ウィルソン/オーウェン・ウィルソン/マーク・アディ/ジョン・クリース/ウィル・フォート/キャシー・ベイツ

受賞:ラジー賞(ゴールデン・ラズベリー賞)ワースト助演男優ノミネート(アーノルド・シュワルツェネッガー)/ラジー賞(ゴールデン・ラズベリー賞)ワーストリメイク・続編ノミネート

香港国際警察/NEW POLICE STORY

返還から7年――香港を震撼させる最も冷酷な事件発生。

部下を惨殺され、酒に溺れ、どん底まで突き落とされた男が、新しい部下との出会いによって復活していく、間違いない感動的パターンだと思います。
復活のキーとなるニコラス・ツェーが良いです。ダニエル・ウーなど、若手俳優を多数起用したため、かなりスタイリッシュな印象を受けます。
ジャッキーお得意のコミカルな面はあまりないものの、ストーリーを重視したクライム・サスペンス的な中にジャッキーがいるというのも、なかなか良いです。
アクション面は多少若手に譲っている感もありますが、ジャッキーは演技面を重視しているようで、ニコラスとの絡みでは、なかなか泣かせてくれます。
これまでのジャッキーとはちょっと違った、クライム・サスペンス・アクションといったところですが、ストーリーも良くて満足できました。

新警察故事/New Police Story/2004年/香港/ジャッキー・チェン・エンペラー・ムービーズ/2005年3月5日東宝東和配給

主演/製作総指揮/アクション監督:ジャッキー・チェン 製作総指揮:アルバート・ヤン/ウィリー・チャン/ヤン・ブー・チン 製作:ウィリー・チャン/ソロン・ソー/バービー・タン 製作/監督:ベニー・チャン 脚本:アラン・ユン プロダクション・マネージャー:ウェンディ・ウォン/チュー・マン 美術:ウォン・チンチン/チョー・スンポン/オリバー・ウォン イメージ・コンサルタント:ブルース・ユー 音楽:トミー・ワイ 撮影:アンソニー・プン(HKSC) 編集:ヤウ・チーワイ(HKSE) アクション設計:リー・チュンチー/ジャッキー・チェン・スタント・チーム

キャスト:ニコラス・ツェー/チャーリー・ヤン/シャーリーン・チョイ/ユー・ロングァン/デイブ・ウォン/ダニエル・ウー/ココ・チャン/アンディ・オン/テレンス・イン/葉山豪/Boy’z/ディープ・ン/ウー・バイ/リウ・カイチー/ケネス・ロー/アンドリュー・リン/トニー・ホー/ティミー・ハン/サミー・ハン/サミュエル・パン/フィリップ・ン/スン・チュン/ジョン・シャム/ウォン・チュン・ロン

受賞:香港電影金像奨最優秀映画候補/香港電影金像奨最優秀監督候補(ベニー・チャン)/香港電影金像奨最優秀男優候補(ジャッキー・チェン)/香港電影金像奨最優秀助演男優候補(ダニエル・ウー)/香港電影金像奨最優秀編集候補(ヤウ・チー・ワイ)/香港電影金像奨ベスト・アクション・デザイン候補(リー・チャン・チー/ジャッキー・チェン・スタントマン・チーム)/香港電影金像奨最優秀音響効果候補/香港電影金像奨最優秀視覚効果候補/金鶏賞最優秀男優賞(ジャッキー・チェン)/金鶏賞最優秀作品候補/金鶏賞最優秀助演男優候補(ダニエル・ウー)/金鶏賞最優秀録音候補/台湾金馬賞最優秀助演男優賞(ダニエル・ウー)/台湾金馬賞ベスト・アクションデザイン賞(リー・チャン・チー/ジャッキー・チェン・スタントマン・チーム)/台湾金馬賞最優秀視覚効果賞/台湾金馬賞最優秀観客賞

エンター・ザ・フェニックス

ダニエル・ウー主演のアクション・コメディ映画。スティーヴン・フォン初監督作品です。ユン・ピョウも出演していますが、ジャッキーはほんのカメオ出演です。
出演者から、「香港国際警察/NEW POLICE STORY」と同時期であることに納得です。

大佬愛美麗/Enter The Phoenix/2004年/香港/ジャッキー・チェン・エンペラー・ムービーズ/2006年6月3日エスピーオー配給

製作総指揮:ジャッキー・チェン 製作:アルバート・ユン/ウィリー・チャン 監督:スティーヴン・フォン 脚本:スティーヴン・フォン/ロウ・イウファイ 撮影:プーン・ハンサン 美術:マック・コッキョン 音楽:ケン・チャン/コンフォート・チャン 衣装:オーヤン・ハー

キャスト:ダニエル・ウー/イーソン・チャン/カレン・モク/チャップマン・トー/ユン・ピョウ/ロー・カーイン/スティーヴン・フォン/ティン・カイマン/葉山豪/チャーリー・チャン/ジャッキー・チェン/サム・リー/ニコラス・ツェー/サミー・チェン

新たな挑戦!夢の共演と新境地開拓

THE MYTH/神話

二千年の時を超え 今、“神話”の謎が明かされる――

現代(ジャッキー:考古学者ジャック)と秦王朝時代(ジャッキー:近衛将軍の蒙毅(モンイー))とが相互に入れ替わり、秦王朝からの約2,200年の歴史をも超える壮大なラブストーリーという意欲作。ジャッキーには珍しい本格的な武侠シーン(「成龍拳」以来?)が半分くらいを占めていて、それが意外にかっこいい。香港・中国・インドとアジア各国でのロケを敢行し、各国の名所や史跡を見ることが出来るのも楽しいです。王朝のために勅命を果たそうとする寡黙な将軍と、いつものジャッキースタイルの考古学者を、ジャッキーはうまく演じ分けていて、アクションだけではない演技派の一面も覗かせています。また、ヒロイン玉漱(ユシュウ)役のキム・ヒソンさんは本当に綺麗な人で、それだけでも見る価値あり。
ジャックの相棒役にレオン・カーフェイ(「愛人/ラマン」で知られる香港のトップ・スター)が共演しているのも見逃せません(ジャッキーとは一応「炎の大捜査線」で共演しているが、実質的には今作が初共演と言えます)。多くのジャッキー映画はアクションをメインに見せるためにストーリーは二の次的なものも多かったですが、この映画はストーリーを重視していて、ラブストーリーであり、秦王朝からの約2,200年の歴史と謎にも迫ったファンタジー作品です。しかし、ジャッキーの絶対手を抜かない命がけのアクションは顕在で、それは「ポリス・ストーリー3」に始まり、「レッド・ブロンクス」「ファイナル・プロジェクト」と、ジャッキー世界進出の立役者であるスタンリー・トン監督とのコンビだから実現したのだと思います。スタンリー・トン監督は、自身がスタントマン出身であるが故、絶対にアクションに妥協を許さない監督として有名で、アクション映画にはCG・ワイヤーが当たり前の現代においても、あくまでリアルにこだわり、ごまかしの無い、生身のアクションにこだわっています。インドのモンキー・マウンテンでは、地形的にクレーン車を入れることが出来ず、ジャッキーは岩山での命がけのジャンプをワイヤー無しで跳んだそうです。監督のスタンリーは、ジャッキーが跳ぶ前に、お手本として自らも跳んで見せたというから凄いの一言。冒頭で蒙毅と玉漱が千尋の谷底に落ちるシーンにもCG合成などは使わず、ジャッキーとキム・ヒソンさんは命綱をつけて本当に自然落下しています。この勇気あるキム・ヒソンさんに拍手!そして、それを撮影しているのが、同じく命綱をつけて自然落下する監督のスタンリー。この様子はおなじみのエンドロールでのNGシーンで見ることが出来ます。

THE MYTH/2005年/香港・中国/ジャッキー・チェン・エンペラー・ムービーズ/2006年3月18日UIP配給

主演/製作総指揮/アクション監督:ジャッキー・チェン 製作総指揮:アルバート・ヤン/ウィリー・チャン/ヤン・ブーティン 製作:ウィリー・チャン/ソロン・ソー/バービー・タン 監督/原案/アクション監督/脚本:スタンリー・トン 脚本:ワン・ホエリン 撮影:ウォン・ウィンハン 美術:オリヴァー・ウォン 音楽:ネイサン・ウォン/ゲイリー・チョイス

キャスト:キム・ヒソン/チェ・ミンス/レオン・カーフェイ/マリカ・シェラワット/シャオ・ピン/スン・チョウ/マギー・ラウ/パトリック・タム/ユン・タク/ユー・ロングァン/ロー・ワイコン/ケン・ウォン/葉山豪

プロジェクトBB

伝説のシリーズ復活?!――いま、空前の“BB計画”が動き出す!

ジャッキー映画としては、久々に満足できる作品でした。そりゃぁ、ジャッキーのアクションは若かりし全盛期とは比べられないけれど、ストーリーも良いし、共演のルイス・クーのアクションのバックアップもあり、笑いあり涙ありの超一流のアクション・コメディに仕上がっていると思いました。
それに、ジャッキーファンとしては、キャノンボール以来のマイケル・ホイや、久々のユン・ピョウとの共演だけで、見るに値する作品なのです。赤ちゃん役のマシューも最高に愛らしく可愛いし、ニコラス・ツェーやダニエル・ウーの意外なゲスト出演も面白いです。赤ちゃん役はオーディションもしたけどピンと来ず、結局、監督が地下鉄で偶然に見つけて一目ぼれしたマシューに決定したとか。監督は「Who am I ?」「香港国際警察/NEW POLICE STORY」のベニー・チャン。私的には、この監督のジャッキー映画にハズレはないと思っています。意図してか、ジャッキーの誕生日に日本公開となったようです。

寶具計劃/Rob-B-Hood/2006年/香港・中国/ジャッキー・チェン・エンペラー・ムービーズ/2007年4月7日UIP配給

主演/製作/アクション監督/脚本:ジャッキー・チェン 製作総指揮:アルバート・ヤン/ワン・チョンジュン 製作:ウィリー・チェン/ソロン・ソー/ワン・チョンレイ 製作/監督/脚本:ベニー・チャン アクション担当:リー・チュンチ/ジャッキー・チェン・アクション・チーム 原案/脚本:アラン・ユン 音楽:チェン・フェイヨン@Hilarious プロダクション・デザイン:チョウ・スンホン 美術:ウォン・チンチン 衣装:トーマス・チョン/シンディ・チャン 撮影:アンソニー・プーン(HKSC) 編集:ヤウ・チーワイ(HKSE)録音:キンソン・チャン 視覚効果:Menfond Electronic Art 製作管理:ウェンディ・ウォン

キャスト:マイケル・ホイ/ルイス・クー/ユン・ピョウ/マシュー・メドヴェデフ/カオ・ユェンユェン/シャーリーン・チョイ/テレサ・カーピオ/クー・フェン/チェリー・イン/キャンディ・ユー/チェン・バオグォ/ニコラス・ツェー/ダニエル・ウー

ラッシュアワー3

今度はパリが超ド級の大混乱(ラッシュアワー)!!

一言で言えば、もう20~30分長くても良いから、もっとストーリーやケンジ(真田広之)の内面を深く表現して欲しかったと思います。日本の誇るアクション&演技派俳優である真田広之が、アクション以外の演技面での活躍が無くてもったいない気がしました。編集に問題があるのかな・・・。
日本人として言えば、ほとんどセリフのない工藤夕貴も、必要性が感じられないし、あと、クリス・タッカー絡みのコメディ部分が少ししつこい気がしました。そのせいか、全体的に軽すぎる雰囲気を感じ、本来なら感動すべきところだと思われる場面で素直に感動できないです。
ただ、タクシードライバーのジョージ(イヴァン・アタル)の存在は面白いし、この映画が救われている気がしました。
個人的には、六本木ヒルズで行われたワールド・プレミアのレッド・カーペットにも参加させていただいたので、いつも以上に期待が大きすぎたのかもしれません。

RUSH HOUR 3/2007年/米国/ニュー・ライン・シネマ/2007年8月25日東宝東和配給

監督:ブレット・ラトナー 脚本:ジェフ・ネイサンソン キャラクター原案:ロス・ラマナ 製作:ロジャー・バーンバウム/アーサー・サルキシアン/ジェイ・スターン/ジョナサン・グリックマン/アンドリュー・Z・デイビス 製作総指揮:トビー・エメリッヒ 製作補:ジェームズ・M・フレイタグ/レオン・ドゥデボア 撮影監督:マイケル・ミューロー プロダクション・デザイナー:エドワード・ヴァリュー 編集:ドン・ジマーマン/ディーン・ジマーチン/マーク・ヘルフリッチ 衣装:ベッツィ・ヘイマン 音楽:ラロ・シフリン キャスティング:ロンナ・クレス

キャスト:ジャッキー・チェン/クリス・タッカー/真田広之/ノエミ・ルノワール/マックス・フォン・シドー/イヴァン・アタル/工藤夕貴/ツィ・マー/ロマン・ポランスキー/チャン・チンチュー/スン・ミンミン/ジュリー・ドバルデュー

ドラゴン・キングダム

全米No.1!!――仲間たちは今、未知なるアドベンチャーへ旅立つ!

ファンが待ちに待ったジャッキー・チェン&ジェット・リーの初競演映画。孫悟空の話を中心に、中国の古典小説や神話がミックスされて独特の世界観を作っている本作でしたが、全体のストーリーは単純明快なものの、脚本家は相当なカンフー映画オタクではないかと思わせるくらい、そういう面では奥の深い映画です。
何より、ジャッキー&ジェットのJ×Jの初競演及び初対決を実現させただけでも見応え充分!対決シーンも「一応入れました」的なものではなく、気合充分の充実内容。酔拳使いのジャッキーと黙僧のジェット、2人の持ち味を最も活かせる役柄であることが鳥肌もの。ジャッキー自身、久しぶりのカンフーものになるので、「やっぱりジャッキーは酔拳だな」と思わせるくらい嬉しい。私には、酔拳使いVS黄飛鴻、いや、黄飛鴻VS黄飛鴻に見えました。
ハリウッドに行ってから、従来のファンには不完全燃焼的な映画が多かったようですが、この映画はちょっと違います。言葉は一部を除いて英語だけど、内容は香港ムービーにかなり近いと思います。
ヒロインのゴールデン・スパロウ役のリュウ・イーフェイ、白髪魔女役リー・ビンビンともに、相変わらず女優さんは美しく、J×Jにしごかれる「導かれし者」ジェイソン役マイケル・アンガラーノもアクションシーンを頑張っています。
終盤の決戦も、ルー・ヤン(ジャッキー)復活と孫悟空復活の鳥肌シーンや「なるほど~」と思わせる納得シーンで大満足。最後に少し物足りなかったのは、恒例のNGシーンが無かったこと。内容がファンタジー的なアクション・アドベンチャーなので、現実感を出したくなかったのかな…と勝手に解釈してますが、純粋なジャッキー映画では無いので当然といえば当然か…とも思います。

The Forbidden Kingdom/功夫之王/2008年/米国/ライオンズゲート ワインスタイン・カンパニー(TWC)/2008年7月26日松竹配給

監督:ロブ・ミンコフ アクション監督/製作総指揮:ユエン・ウーピン 製作総指揮:ラファエラ・デ・ラウレンティス/リンウッド・スピンクス 製作:ケイシー・シルヴァー 脚本:ジョン・フスコ 撮影:ピーター・パウ 音楽:デヴィッド・バックリー

キャスト:ジャッキー・チェン/ジェット・リー/マイケル・アンガラーノ/コリン・チョウ/リウ・イーフェイ/リー・ビンビン/モーガン・ベンワー

新宿インシデント

誰も見たことのないジャッキー・チェンがここにいる。

ジャッキーの代名詞とも言えるアクションを封印した、シリアスで衝撃的かつ、かなりバイオレンスな内容でした。
えぐいシーンもところどころあり、そのほとんどはダニエル・ウーの担当(?)で、一応、前もって、どんなシーンがあるのか予習と心の準備はしていたのですが(見ているうちに忘れてましたが)、これがジャッキー作品だということを考えると、かなり衝撃的でした。
ですが、きっとこういった映画が好きな人も多いと思いますし、映画自体は完成度の高い作品のような気がします。
また、アクションを封印したシリアスなジャッキーも、意外や意外、全然違和感がなく、それは何故かと考えると、アクションがあってもなくても、コミカルであろうがシリアスであろうが、そこにはいつもの、男気があって1本筋の通った、根は善人なジャッキーがいるからです。
この作品、ジャッキーじゃなくても良いのでは?という意見もあると思いますし、確かにそんな気もします(苦笑)でも、ジャッキーらしさは確実に表れているので、やっぱりジャッキーじゃないといけない・・・と思いたい(笑)
また、日本の俳優さんがかなり重要な役柄で活躍されていて、とくに竹中直人さんや加藤雅也さんはかなり良かったです。そういうところも、日本の映画ファンからすると、評価に値するところだと思います。

The Shinjuku Incident/新宿事件/2009年/香港/ユニバーサル・ピクチャーズ・インターナショナル/2009年5月1日ショウゲート配給

監督/脚本:イー・トンシン 製作総指揮:ジャッキー・チェン/アルバート・ユン 製作:ウィリー・チャン/ソロン・ソー 脚本:チュン・ティンナン 撮影:北信康 美術:オリヴァー・ウォン 音楽:ピーター・カム 衣装:ロウ・ギンファイ/荒木里江

キャスト:ジャッキー・チェン/竹中直人/ダニエル・ウー/シュー・ジンレイ/加藤雅也/ファン・ビンビン/峰岸徹/長門裕之/ジャック・カオ/ラム・シュー/倉田保昭/チン・カーロウ/澤田謙也

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