ジャッキー出演映画2000年代一覧
ワイヤーや安全措置を使っても、ハリウッド進出後も香港を忘れないジャッキーのアクションは一味違います。
※概ね、映画タイトルの下に、原題/別タイトル(英語タイトル)/製作年/製作国/製作会社/日本公開情報、その下に受賞歴・・・の順で記載
LOOKING FOR JACKIE/找成龍/2009年/中国/日本劇場未公開
明らかに「ベスト・キッド」との混同を狙ったかのような邦題。だいたい、タイトル頭に"ジャッキー・チェン"とついているジャッキー映画もどきは数多い。
誰も見たことのないジャッキー・チェンがここにいる。
The Shinjuku Incident/新宿事件/2009年/香港/ユニバーサル・ピクチャーズ・インターナショナル/2009年5月1日ショウゲート配給
監督/脚本:イー・トンシン 製作総指揮:ジャッキー・チェン/アルバート・ユン 製作:ウィリー・チャン/ソロン・ソー 脚本:チュン・ティンナン 撮影:北信康 美術:オリヴァー・ウォン 音楽:ピーター・カム 衣装:ロウ・ギンファイ/荒木里江
キャスト:ジャッキー・チェン/竹中直人/ダニエル・ウー/シュー・ジンレイ/加藤雅也/ファン・ビンビン/峰岸徹/長門裕之/ジャック・カオ/ラム・シュー/倉田保昭/チン・カーロウ/澤田謙也
衝撃バイオレンス!
ジャッキーの代名詞とも言えるアクションを封印した、シリアスで衝撃的かつ、かなりバイオレンスな内容でした。
えぐいシーンもところどころあり、そのほとんどはダニエル・ウーの担当(?)で、一応、前もって、どんなシーンがあるのか予習と心の準備はしていたのですが(見ているうちに忘れてましたが)、これがジャッキー作品だということを考えると、かなり衝撃的でした。
ですが、きっとこういった映画が好きな人も多いと思いますし、映画自体は完成度の高い作品のような気がします。
また、アクションを封印したシリアスなジャッキーも、意外や意外、全然違和感がなく、それは何故かと考えると、アクションがあってもなくても、コミカルであろうがシリアスであろうが、そこにはいつもの、男気があって1本筋の通った、根は善人なジャッキーがいるからです。
この作品、ジャッキーじゃなくても良いのでは?という意見もあると思いますし、確かにそんな気もします(苦笑) でも、ジャッキーらしさは確実に表れているので、やっぱりジャッキーじゃないといけない・・・と思いたい(笑)
また、日本の俳優さんがかなり重要な役柄で活躍されていて、とくに竹中直人さんや加藤雅也さんはかなり良かったです。そういうところも、日本の映画ファンからすると、評価に値するところだと思います。また、故・長門裕之さんの遺作とも呼べるのではないでしょうか。心より哀悼の意を表します。
全米No.1!!――仲間たちは今、未知なるアドベンチャーへ旅立つ!
The Forbidden Kingdom/功夫之王/2008年/米国/ライオンズゲート ワインスタイン・カンパニー(TWC)/2008年7月26日松竹配給
監督:ロブ・ミンコフ アクション監督/製作総指揮:ユエン・ウーピン 製作総指揮:ラファエラ・デ・ラウレンティス/リンウッド・スピンクス 製作:ケイシー・シルヴァー 脚本:ジョン・フスコ 撮影:ピーター・パウ 音楽:デヴィッド・バックリー
キャスト:ジャッキー・チェン/ジェット・リー/マイケル・アンガラーノ/コリン・チョウ/リウ・イーフェイ/リー・ビンビン/モーガン・ベンワー
夢の競演
ファンが待ちに待ったジャッキー・チェン&ジェット・リーの初競演映画。孫悟空の話を中心に、中国の古典小説や神話がミックスされて独特の世界観を作っている本作でしたが、全体のストーリーは単純明快なものの、脚本家は相当なカンフー映画オタクではないかと思わせるくらい、そういう面では奥の深い映画。何より、ジャッキー&ジェットのJ×Jの初競演及び初対決を実現させただけでも見応え充分。対決シーンも「一応入れました」的なものではなく、気合充分の充実内容。酔拳使いのジャッキーと黙僧のジェット、2人の持ち味を最も活かせる役柄であることが鳥肌もの。ジャッキー自身、久しぶりのカンフーものになるので、「やっぱりジャッキーは酔拳だな」と思わせるくらい嬉しい。私には、酔拳使いVS黄飛鴻、いや、黄飛鴻VS黄飛鴻に見えました。ハリウッドに行ってから、従来のファンには不完全燃焼的な映画が多かったが、この映画はちょっと違う。言葉は一部を除いて英語だけど、内容は香港ムービーにかなり近い。相変らずヒロインのゴールデン・スパロウ役のリュウ・イーフェイ、白髪魔女役リー・ビンビンともに美しい女優さんで、J×Jにしごかれる「導かれし者」ジェイソン役マイケル・アンガラーノも2人に負けじとアクションシーンも頑張っています。終盤の決戦も、ルー・ヤン(ジャッキー)復活と孫悟空復活の鳥肌シーンや「なるほど~」と思わせる納得シーンで大満足。最後に少し物足りなかったのは、恒例のNGシーンが無かったこと。内容がファンタジー的なアクション・アドベンチャーなので、現実感を出したくなかったのか、ジェット・リーの意向によるものか・・・。
今度はパリが超ド級の大混乱(ラッシュアワー)!!
RUSH HOUR 3/2007年/米国/ニュー・ライン・シネマ/2007年8月25日東宝東和配給
監督:ブレット・ラトナー 脚本:ジェフ・ネイサンソン キャラクター原案:ロス・ラマナ 製作:ロジャー・バーンバウム/アーサー・サルキシアン/ジェイ・スターン/ジョナサン・グリックマン/アンドリュー・Z・デイビス 製作総指揮:トビー・エメリッヒ 製作補:ジェームズ・M・フレイタグ/レオン・ドゥデボア 撮影監督:マイケル・ミューロー プロダクション・デザイナー:エドワード・ヴァリュー 編集:ドン・ジマーマン/ディーン・ジマーチン/マーク・ヘルフリッチ 衣装:ベッツィ・ヘイマン 音楽:ラロ・シフリン キャスティング:ロンナ・クレス
出演:ジャッキー・チェン/クリス・タッカー/真田広之/ノエミ・ルノワール/マックス・フォン・シドー/イヴァン・アタル/工藤夕貴/ツィ・マー/ロマン・ポランスキー/チャン・チンチュー/スン・ミンミン/ジュリー・ドバルデュー
真田広之さんが勿体無い?
一言で言えば、もう20~30分長くても良いから、もっとストーリーやケンジ(真田広之)の内面を深く表現して欲しかったと思います。日本の誇るアクション&演技派俳優である真田広之さんが、アクション以外の演技面での活躍が無くてもったいない気がしました。編集に問題があるのかな・・・。日本人として言えば、ほとんどセリフのない工藤夕貴さんも、必要性が感じられないし、あと、クリス・タッカー絡みのコメディ部分が少ししつこい気がしました。そのせいか、全体的に軽すぎる雰囲気を感じ、本来なら感動すべきところだと思われる場面で素直に感動できないです。ただ、タクシードライバーのジョージ(イヴァン・アタル)の存在は面白いし、この映画が救われている気がしました。個人的には六本木ヒルズのワールド・プレミアのレッド・カーペットにまで行き、かなり期待していたのもあって期待はずれ・・・。
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